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JKA治療とは

JKAとは(Joint Kinematic Application)
JKAとは(Joint Kinematic Application)
あなたの痛みは体が歪んでいることからきているかもしれません
以下のような症状でお悩みの方はJKA療法をお勧めします。
・他の病院などで、坐骨神経痛と言われた。
・ギックリ腰、又はよくギックリ腰を繰り返す。
・手や足のしびれ、痛みがあるが、今まで色んな施術を試みたが改善しない。
・肩こり、頭痛、背中の痛み、腰の痛みがなかなか治らない。
・姿勢が悪く、左右の肩の高さ、骨盤の高さ、足の長さが違う。
・足を組む、カバンを片側で持つ癖がある。
・体を反りにくい、捻りにくい、猫背になりやすい。
・X脚、O脚の方。
・産後の骨盤矯正、ポッコリしたお腹を治したい方。

JKA(関節運動学応用療法)で骨格をしっかり整え、根本的な身体の痛みの改善を学びませんか?
関節運動学的アプローチをArthro Kinematic Approach から Joint Kinematic Approachへ
原因不明の痛み(非特異性疼痛)は、発生部位を特定しその部位に直接離解と微圧を加え改善することを確認しましたが、残る問題は再発防止でした。
関節機能異常の発生する直前の位置に関節を戻すだけでは、引っ掛かりは外れても捻挫等から引き起こる軟部組織のゆるみは安静にして時間が経過しないと改善しません。

次に着目したのは機能異常の起こっている関節周囲の筋肉強化です。アウターマッスルを強化すると傷んだ関節を更に傷めることになります。そこで、傷んだ関節周囲のインナーマッスルを強化することに着目しています。

例えば野球投手の野球肘。肩関節の過度な屈曲、外転、外旋位からの投球で第5肋椎関節を痛め、肘の内果へ放散痛が出ます。
肋横突関節を頭側へ回旋し、肋骨頭関節を椎体に収めて痛みを取ります。その後、正常位置(痛みの無い位置)での屈曲、外転、外旋位から伸展、内転、内旋方向へ手関節部に抵抗を加え等尺性収縮を行います。
この筋力強化法で傷んだ関節自体の安静固定を行いつつ、過剰な運動を抑制しするインナーマッスルの強化が可能になると考えています。

このように原因不明の痛みの治療は、関節機能異常のある関節の痛める直前の関節の位置を考え、更に傷めた運動方向と逆の運動を行うインナーマッスルの強化を試み、拘縮や短縮、癒着のある関節周囲の軟部組織に対するストレッチ等を含めてアプローチが必要と考えられます。
単に関節包内運動のみを考えるのではなく、関節そのものの運動を考えて治療することが大切になります。
原法AKA博田法との違い
原法AKA博田法との違い
AKA博田法では関節包内運動に着目するあまり、機能異常の原因である関節の引っ掛かりを外すのに包内運動を用います。
この方法では、偶然にある条件を満たした時痛みが著減・消失します。
その為、技術の未熟な間は反応が起こるまでに時間がかかりすぎ、関節を過剰に動かすことで関節の動揺が増すことになります。臨床経験の結果、関節の引っ掛かりの原因の多くが関節包にあり、これを外すのに包内運動は必ずしも必要とせず、直接引っ掛かりの部位をある条件下に離解と微圧を加え1mm程度動かせば、ピンポイントに1ないし2秒で外すことができます。
その条件とは、関節が生理学的な可動域を超えて、過剰な運動をして戻る際機能異常(ロッキング)を起こすのですが、起こす直前の位置に関節包を離解と微圧を行うことで戻せば、ロッキングが改善し痛みは直ちに著減・消失します。
この事実を仙腸関節離解や脊柱周囲の体幹中心部の関節に適応し、中心の全身の痛み(放散痛)の改善(著減・消失)が可能になりました。

原法AKA博田法との違いは、
①痛み(関節機能異常)の発生部位を特定しその部位に直接離解と微圧を加える。
②微圧の方向は機能異常の発生直前の関節位置に復する方向を選択する。
③包内運動は用いない。引っ掛かりが外れると関節は動き出す。
※むしろ動きを感じたら治療は終了します。
※関節包内運動へのアプローチではなく関節包リセット又はリリースと言えます。
④治療に要する時間は数秒と短い。
⑤上位頸椎の機能異常を改善できるようになった。
⑥仙腸関節原法では腸骨を離解し仙骨を動く方向へ動かしますが、方向特定が難しいので反応が出にくい傾向にありました。逆に仙骨を離解し腸骨を滑らすことで容易に反応が出るようになりました。
⑦他の関節に対する仙腸関節の影響は、肋椎関節運動では、上位で1/4、中間位で2/3、下位で3/3でした。また頭部・頸部への仙腸関節の影響は、2/6でした。
※これは、それらの関節の運動に対する脊柱起立筋の関与率に比例しているように感じられました。
 但し症例により仙腸関節の関与率は変化します。
新関節運動学的アプローチJKA(joint kinematic approach)
新関節運動学的アプローチJKA(joint kinematic approach)
1.関節包内アプローチ:AKA-博田法
※偶然副次的に改善。時間を要する。関節の緩みを増大。

2.関節包アプローチ:SCJM 法
※直接機能異常の発生部位を治療。短時間。関節の緩み増大しない。 
    
3.関節包外アプローチ:SCJM 法
・①四肢等他動的アプローチ法➔SCJM法に追加
・②自動介助運動的アプローチ法➔SCJM法に追加
・③自動運動的アプローチ法➔自己治療法
・④等尺性運動アプローチ法➔インナーマッスル強化法
痛み・しびれの80%以上は、関節の運動異常から
痛み・しびれの80%以上は、関節の運動異常から
痛みやしびれの原因は筋肉や骨、靭帯など様々な場所から引き起こされます。
その中でも近年は、関節運動の異常が痛み・しびれの原因として考えられています。
このような症状は関節運動に異常があっても、レントゲンやMRIなどの画像検査には映りません。
実際、脚にしびれや痛みを訴えられる患者さんを診ると80%以上がこの関節運動の異常から起こっている症状であることがわかります。
「関節の運動異常」とは?
「関節の運動異常」とは?
関節とは、骨と骨の繋ぎ目のことです。一般的に関節というと、肩や膝、股関節など大きく動く関節思い浮かべるかと思いますが、それ以外にも骨盤の関節や背骨・肋骨の関節など1ミリ~数ミリしか動かない関節も身体の中には多く存在します。
それらすべての関節の合計は、全身で200ヶ所以上になります。

関節がズレて引っかかり、動きが悪くなってくると、次は、他の関節で動きをカバーするようになり、さらに連鎖的に他の関節も正しい動きを失ってしまいます。そのため身体が歪んでしまいます。

歪んだ体をそのままにしておくと、今度は引っかかった関節が擦れて傷が付き炎症が起き様々な症状を引き起こします。
関節の中で重要な仙腸関節や背骨の関節に異常が起こると、身体中の痛みや痺れの原因となってきます。